販売した学生服を有効利用できる仕組みつくりを整え、持続可能な社会を実現するために、日本繊維機械学会繊維リサイクル技術研究会に属し、研究を続けています。
おさがりにもならない、廃棄予定の学校制服を有効活用(アップサイクル)することにより、衣類ごみ減量化を目指します。今回、京都市立御池中学校の協力を得て、廃棄学校制服を回収し、中学生等の意見を聞きながら御池中学校で使用する付加価値のある製品等にアップサイクルする、いわゆる地産地消型モデル(仕組み)を思考し最適化(課題抽出と解決策の検討)を図ります。試行結果をまとめて制服採用の京都市立中学校に啓蒙活動を行い、最終的には全国に水平展開できるような事業モデル(京都モデル)を確率します。
発行:2009年3月 京都工芸繊維大学 繊維リサイクル技術センター
編集・制作:とことん服とつきあう委員会
とことん服とつきあう委員会メンバー:
木村照夫、行場吉成、長屋博久、田村有香、黒飛恵子、岩澤亜希、川面なほ、木下裕士、京都精華大学 環境ソリューション研究機構・事業推進室
「とことん服とつきあう委員会」のメンバーとして、この冊子に関わりました。